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こんにちは、たみこです。
突然ですが、みなさん角煮はお好きですか?
え?好き?
ですよねえ!とろっとろの角煮、たまーに食べたくなりますよね!!!(半ば強引な断定)
しかし、作ったことがある方はお分かりになると思うのですが、角煮といえば鍋で作ろうとするとかなり手間がかかるメニュー。
しかし、食べたい。しかも自分好みのやつ。
そんなわけで私、角煮のために1年ほど前、初の電気圧力鍋を購入したのです。
それがこちら。人気のパナソニック電気圧力鍋SR-MP300です。
結論として私は買って良かったと思ったこの代物。2019年発売の商品なので今更感はあるのですが、使ってみて気付いたことがあったので、例のごとくメリットデメリット含め、書いていきたいと思います!
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目次
はじめに!圧力鍋・電気圧力鍋の使い方の注意点!どんな製品を選べばいいの?
圧力鍋は危険?電気圧力鍋は?
圧力鍋といえば、時短、食材を柔らかく煮込める、あれば便利…こんな風なイメージだと思いますが、同時に怖いって言うイメージもありませんか?
参考動画
あ、危ない!
これから圧力鍋を購入しようかな〜と思われている方、いきなり怖がらせて申し訳ない。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、知らない方のために注意喚起の意味で掲載しました。
そうなんです、とっても便利な圧力鍋ですが使い方を間違うとこういった事故につながる可能性もあるんですよね。
実は私もこのイメージが強くて購入に二の足を踏んでたクチなのです。
ではここでこちらのグラフをご覧ください。
※上記グラフは消費者庁 圧力鍋を安全に正しく使用しましょう!2ページ目のグラフを抜粋、加工しております
上記(図1)のグラフは消費者庁で公開されているグラフですが、見ると電気圧力鍋の流通台数がここ数年になって急激に増えているのがわかります。※SGマークについては下記を参照してください
電気圧力鍋って人気なんだね〜。
電気圧力鍋は圧力鍋より簡単そうだし、なんとなく電気だから安全ってイメージありませんか?かくいう私も、圧力鍋は怖いけど電気圧力鍋ならなんとなく安全と思って購入しました。
しかし実は一概にそんなこともないのです。
※上記グラフは消費者庁 圧力鍋を安全に正しく使用しましょう!3ページ目のグラフを抜粋、加工しております
※詳しい機種などは不明。
上記(図2)のグラフは圧力鍋と電気圧力鍋の年度別の事故件数を表したグラフです。見ていただくと電気圧力鍋でもなんらかの事故が起こっていることがわかります。
え?電気圧力鍋でも!?
(図1)の部分で書いた通り、電気圧力鍋の流通量がここ数年増えているので、使う方の分母が多くなった=事故の件数も増えたとも考えられますが、しかしここで大事なことは、使用する方が増えたからこそ、今一度圧力鍋(電気圧力鍋)の適切な使い方の再認識が必要なのではないかということです。
※ただし、電気圧力鍋だから多少安全なのかな?と思われる部分もあります。それはこちらで後述しています。
圧力鍋・電気圧力鍋を安全に使うために
基本的に圧力鍋・電気圧力鍋ともに気をつける点は同じですが、安全に使うためにはこういった点に気をつけましょう!
- 器具の汚れや詰まり、劣化を放置しない
- 定められた内容量を超えて調理しない
- 入れてはいけない物をいれて調理しない
- 圧力が下がりきっていないのに蓋をあけない
※さらに詳しい内容は消費者庁の6ページ目圧力鍋を安全に使うためのアドバイスで確認できます。
安全な製品を選ぼう!
そして上記の事柄を守った上で、さらに大事なのは安全な商品を選ぶということです。圧力鍋(電気圧力鍋)を購入する際は、購入する商品がリコール対象商品ではないかどうかの確認と、製品に下記のマークが表示されているか確認しましょう。
名称 | マークの意味 |
---|---|
PSCマーク | 国が定めた安全基準に適合していることを示すマーク。このマークがないと国内で販売、又は、販売の目的で陳列することができません。 |
SGマーク | 一般財団法人 製品安全協会が定めた安全基準に適合していることを認証された製品に表示できるマーク。万が一、SG マーク付き製品に欠陥があり、それを原因として人身損害が起きた場合、賠償する制度も付加されています。(※一定の規定あり) |
PSE マーク | 電気圧力鍋については、電気用品安全法の「特定電気用品以外の電気用品」のうちの「電気なべ」として指定され、PSC マークに加え PSE マークの表示がない製品は販売、又は、販売の目的で陳列することができません。 |
Sマーク | 第三者認証機関が安全性を確認した電気製品に表示できるマーク。より安全に使用したい場合はSマークが表示された製品を選びましょう。 |
※上記表は消費者庁 圧力鍋を安全に正しく使用しましょう! 7ページ目 安全に係る表示等を抜粋、加工しております。さらに内容を詳しくご覧になる場合はこちらにてご覧ください。
安全な商品を選んだ上で、使い方に気をつければ圧力鍋はとても便利な製品です。そのことを踏まえた上で検討してみてくださいね!
電気圧力鍋SR-MP300は?
ちなみに今回私が購入した電気圧力鍋SR-MP300は上記のマークが全て記載されていました。一定の安全基準をクリアしているという証明なので、やっぱりあると安心感がありますよね。
ほっ…
電気圧力鍋のメリット
では本題です。電気圧力鍋SR-MP300を使ってみて感じたメリットデメリット(というか電気圧力鍋全般のメリットデメリットとも言える部分がありますが)をご紹介したいと思います!
調理中の時間を有効活用できる
普通の鍋で煮物など作ったら火加減とか水の分量等どうしても見ておかないといけないので、なかなかお鍋から離れられないですよね。しかし電気圧力鍋はそのほとんどを担ってくれるわけなので、ある程度放置しておける点が嬉しい。
その分の時間を他のことに回せるので、忙しい時にはすごく助かります。
スープが美味しい
これは最大の驚きだったのですが、これで作ると野菜スープが美味しいのです。なんか野菜の旨味が凝縮されているような感じ?余計な水を入れないからかな?一度電気圧力鍋で作ったスープを食べてしまうと、もう戻れなくなってしまいました。あれは普通の鍋では再現できないなあと思います。
あとはカレーもGood!よくカレーは一晩おいた方が美味しいといいますが、電気圧力鍋で作ると、作りたてでもその状態を再現できているようで、とても美味しかったです。
ただし、鍋で作る玉ねぎを飴色に炒めて、野菜すりおろしてコトコト煮込んで作る野菜原型なしのカレーもまた違った美味しさがあって捨てがたいので、味的には引き分けといったところかなあ。
どっちも捨てがたい!
味の好みにもよるかもね〜
音が静か
実家で母が電気圧力鍋ではない普通の圧力鍋を使用していたのですが、音がすごかったんですよね。鍋にもよるのかもしれないんですが、なんかすごい蒸気がでていて近寄るのも怖かったのです…。
それに比べると、この電気圧力鍋は圧倒的に静かで驚きました。料理ができたらピピーっとお知らせしてくれますし、圧力鍋初心者の方にも使いやすいと思いますよ!
圧力鍋より多少安全と思われる部分もある
圧力鍋(電気圧力鍋)は蓋が完全に閉まってないのに調理スタートしてしまうと、事故の原因にもなり大変危険です。自分でしっかり気をつけなければいけない部分ですが、私はうっかりが多いので、ちょっと不安だったんですよね。
自分を信用できない!
しかしこの電気圧力鍋SR-MP300は、蓋が空いてたりするとディスプレイにOPENと表示され、ピピーと音がなり教えてくれます。もちろん教えてくれるからといって、自分で気をつけなければいけないのは当然なのですが、何というか、多少は保険的な安心感があるといいますかね?
圧力鍋を使いこなせるのかちょっと不安があった私にとっては、こう言った点が圧力鍋よりは多少安心かなと思いました。
電気圧力鍋のデメリット
場所をとる
こういう調理器具って、しまいこんじゃうとどうしても使わなくなっちゃうので、キッチンの手の届くところに置いとくのがいいのかなと思いますが、やっぱり…置き場所に困る!
電気圧力鍋の中ではコンパクトとも言われてますが、購入する際は置き場所をある程度想定しておいた方が吉だと思われます。
お手入れが少し大変
慣れれば割と簡単なのですが、やはり普通の鍋に比べたらパーツがたくさんあるので、どうしてもお手入れにめんどくささを感じてしまいますね…。
便利な分仕方ないのだが、やはり面倒
しかし上記でも説明したとおり、各パーツのつまりや汚れの洗浄、劣化のチェック等は怠ると事故の可能性があるので多少面倒でもやらなければなりません。そこの部分に煩わしさを感じてしまう人はあまりおすすめできないかもしれません。
※詳しいお手入れ方法はパナソニック公式サイトで紹介されています。電気圧力なべSR-MP300のお手入れ方法
トータルの調理時間を考える必要がある
時短時短と言われる電気圧力鍋。もちろん料理によっては時短にはなるものもありますが、そこまで時短でない場合があります。
なぜなら調理時間の他にこれらの時間がプラスされるからです。
- 加圧するまでの時間
- 蒸らし時間(圧力が下がるまでの時間)
- 料理によっては煮込みや味の調整の時間
私も当初カレーを作った際、電気圧力鍋のディスプレイに10分と表示されていたので、10分でできるの!?すっご!と驚いたのですが、実はそうではなく…。
電気圧力鍋はさらにこれに加圧するまでの時間と蒸らし時間がかかり、さらにカレーの場合は自分でカレールーを後入れし、かき混ぜて煮込むという作業も入るので、実際トータルで60分以上かかりました。
パナソニックの公式サイトでもこのように書かれています。
調理にかかる時間は「設定時間」+「20~60分」
「設定時間」は、鍋の中の圧力が上がってからの調理時間を示しています。圧力が上がるまで、表示時間は変わりませんが、故障ではありません。圧力が上がるまでの時間や蒸らし時間は、分量が多いほど長くなります。蒸らしの間も、余熱でさらに調理が進みます。
パナソニック公式サイト 電気圧力鍋 圧力調理のコツより引用
我が家の以前のカレーは、数時間かけて作るタイプだったので事実時短になってますが、カレーって作り方によっては普通の鍋でも1時間以内にできますし、案外時短じゃないなあと思われる方もいるのではないでしょうか?
最近はすぐできる本挽きカレーとかあるもんね
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また、私の好みの違いなのかわからないですが、SR-MP300付属のレシピ本に載っている味付けって結構薄いのがあるんですよね。というか物足りない?(多分これは圧力鍋の特性上仕方ないことかもしれない)→私なりに考えた理由
なので私はカレーとか角煮とか作る際は、圧力調理が終わった後に蓋を開け、味付けを調整してさらに煮込んでます。
え?煮込むのめんどくさそう!と思われる方もいるかもしれませんが、SR-MP300には手動調理の機能も備わっており、煮込みたい時間を設定してスイッチを押せばいいだけなので案外簡単なのですよ!
まあしかし簡単といっても全ての工程を担ってくれるわけではないわけなので、全てのメニューが時短で作れる、全ての工程を電気圧力鍋がやってくれる、といったイメージを持たれている方は、あれ?と肩透かしになってしまうかもしれないので注意が必要です。
もちろん角煮みたいに大幅に時短でできる料理もありますし、完成された味付けでできるメニューもあるよ!
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作るメニューが偏る
買った時レシピ本が付属していて、たくさんの美味しそうなメニューが載ってはいたのですが、なんというか…メニューがシャレオツなんです。
まあ早い話が馴染みのない感じのものが多いってことですなんですが笑。
いや、和食もレシピにあるにはあるよ?でも正直あとは別に鍋やレンジで代用できるし、実際その方が早い場合もあるし…煮魚のレシピもあるけど魚は焼き魚の方が好きだし…
わがまま!
ごめん
ということで夫や私好みの味を厳選すると作るメニューが必然的に限定されてしまうんですよね。実際載っていたレシピで作ってみたのは7品位しかありません。
※レシピはパナソニック公式サイトでも確認できますよ!電気圧力鍋のレシピ一覧
ちなみに、実際我が家の電気圧力鍋でよく作るメニューをご紹介します。
・角煮
・カレー
・野菜スープ
え?こんだけ?と思いました?これだけです。これ以外ほとんど作りません。oh!宝の持ち腐れ!
あと、これは私だけなのかもしれませんが、怖くてなかなか料理のアレンジができないっていうのもあります。
というのも上記でも説明したとおり、圧力鍋って使用方法に制約が多くて入れちゃいけないものとかあるので、自分でアレンジ料理作ってそのやり方が間違ってて爆発したらどうしよう?とかどうしても考えすぎちゃうんですよね。で、結局レシピ本に載ってるメニューしか作らないという。
心配しすぎ?でもやっぱり怖いのよ
…うん、これは私がただ単に使いこなせてないっていうだけですね。笑。
ちょっとずつレシピを開拓していきたいと思います。(多分)
しかしまあ私は電気圧力鍋で作る気に入ったメニューがあるのでいいですが、気に入ったメニューがなかったり、そもそも鍋で作った方がはええわ!(身も蓋もないこと言ってごめんなさい)ってなっちゃう人はあまりおすすめできないかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?今回は電気圧力鍋SR-MP300について書いてみました。
私的にはとにかく角煮の作る手間が格段に楽になったのと、美味しい野菜スープが作れるようになったので、それだけでも買ってよかったと思う製品でした。
が!かなりの頻度で使用しているか?と聞かれたらそうでもないのが本音です。毎食使うというよりはどちらかというと、あったら便利な家電といった立ち位置ですかね。
圧力鍋(電気圧力鍋)は普通の鍋よりメンテナンスを考えて使用しなければならない部分がありますし、その点が煩わしかったり、圧力鍋で作りたいメニューがなかったりすると、そこまで必要ないって方はいらっしゃるかもしれません。
あったら何かと便利ですがデメリットもあるので、購入する際はその辺りを精査して検討してみてくださいね!
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※目次「はじめに!圧力鍋・電気圧力鍋の使い方の注意点!どんな製品を選べばいいの?」は主に消費者庁の圧力鍋を安全に正しく使用しましょうを参考に抜粋・加工をして掲載しております。さらに詳しくご覧いただく際は消費者庁のホームページをご覧ください。
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